ルールってあるの?
ふわっち カラオケ配信ではルールが定められており、結論から言うと「市販のCD等についるカラオケ用の音源を許可なく利用するのは禁止」となっています・・残念ですが。
ですので、配信の際にお気に入りの有名曲を歌に使いたい時は「別の方法」を考える必要があります。
ここでは、「有名曲をカラオケで使う注意点やリスク、どうやったら配信でカラオケ出来るのか」を徹底解説します。
ふわっちでカラオケ配信は基本的に禁止!
著作権の関係により禁止されている
ふわっち カラオケ配信は冒頭にも述べたとおり、CD音源を使ってのは配信は基本的にすべてNGです。
BGMであっても配信中に使うのは許されておらず、カラオケ店を利用しての配信も禁止。
そもそも、楽曲にはそれぞれ演奏者、配信レーベル等の著作権があり、無断で使用することは固く禁じられています。また、楽曲全般にわたり作品には「著作権」と「著作隣接権」があって、国によって保護されており無断で使用するのは権利の侵害にあたる違法行為です。
著作権や著作隣接権とは作った人やその権利を譲り受けった人のみが持っています。
観た人からも訴えられるリスクあり
「著作権侵害は罪になるけれど、親告罪だからバレなきゃ大丈夫でしょ?」と考えるのは危険で、3つの条件を満たせば視聴者(著作者以外)からも訴えられる恐れがあります。
具体的に3つの条件とは、侵害目的が利益を得る事、著作物をオリジナルの状態で公衆の電波で送信している事、侵害により著作者の利益を不当に害している状態の事です。
アカウントがBANされる可能性も
禁止されているにもかかわらず、ふわっち カラオケ配信をCD音源を使ってした場合、アカウントがBANされて永久的に使えなくなる恐れもあります。
加えて、楽曲の著作権や著作隣接権を侵害すると、最大10年の懲役と最大1000万円の罰金のいずれか、または両方を科される恐れもあります。
無断で曲を使っちゃだめ絶対
どうしてもふわっちでカラオケ配信したい場合は?
アカペラや弾き語りで配信する
どうしてもふわっち カラオケ配信をしたい場合は、JASRAC、NexToneで著作権保護されている楽曲に限りアカペラで歌ったり、奏でたり、弾き語りすることは可能です。
ふわっち公式のご利用上のルールにあるように、ふわっちはJASRAC、NexToneとインタラクティブ配信に関する包括契約を結んでいてその会社で権利保護されている楽曲のメロディーは使用可能であると表記されています。
そのためアカペラや弾き語りで配信が出来ますが、最近流行りのアレンジした著作曲の演奏や、歌詞の「無断での変更」は、著作権違反になりますので、ふわっちで配信する際は気を付けてください。
直接問い合わせて使用許可をもらう
ふわっち カラオケ配信で、オフィシャルの音源がどうしても使いたい場合は直接、権利元に問い合わせて使用許可をもらうというのも手です。
配信元のレーベルや、作曲者個人が配信に必要な権利を持っていることが多く、多少手間はかかりますが、どうしてもふわっちの配信でその音源を使いたければ、直接問い合わせてみても良いかもしれません。
きちんと許可を貰えばどうどうと配信出来るよ
カラオケ配信以外のBGMはどうなる?
フリー音源などは利用できる
ネット上に公開されているフリー音源を使ってふわっち カラオケ配信をすることは可能。
商用や非商用のどちらでも利用可能な音源を提供しているサイトを利用すれば、楽器が苦手な方や、アカペラは心細くて寂しい・・・と言う方も少々気楽にカラオケを楽しむことが出来ます。
ですが、フリー音源といっても使い方によってはフリーでない物もあるので、使用に当たっては使用条件についてはよく確認されることをおすすめします。
自作の音源も利用できる
ふわっち カラオケ配信は、自作の音源なら面倒な許可取りや確認作業など不要です。
もちろん公序良俗に反しない健全なものに限りますが、完全オリジナルの自作曲であれば自由に演奏でき上、流行らせることが出来たら、また別の利益を得る事もできます。
自作曲を流行らせるのも楽しい
ちなみに「ふわっち」以外の配信アプリの中には、インストールされたカラオケ音源を使ってライブ配信できる「カラオケ配信機能」が付いたアプリも存在しています。(下記記事紹介のポコチャに付いてます)
「ふわっち」でもカラオケ配信サポートは実は多くのユーザーが求めており、実装される可能性もあるので「ふわっち」にカラオケ配信がしやすい機能が付くまでカラオケ配信は我慢して待つというのも良いかもしれません。
アカウント停止に繋がる禁止配信とは?
著作権侵害をしている
ふわっち カラオケ配信に限らず配信全般に言える事ですが、著作権の侵害はアカウント停止に繋がる危険があります。
カラオケの音源使用や、漫画やアニメ、ゲームはもちろんテレビの放映画面であっても勝手に映すことは著作権侵害に繋がる恐れがあり、利用したいのでしたら著作権関係をクリアにするか、著作者が認めている範囲にとどめましょう。
加えて、著作権には「著作者人格権」もあるので、先に述べたように著作物(曲など)を勝手にアレンジすることも禁じられています
性的な表現がある配信
ふわっち カラオケ配信に限らず、配信全般に言える事ですが、性的な満足を与えることを意図した露骨な配信はアカウント停止に繋がる危険があります。
そのうえ、もし映像が録画でもされていたら「半永久的にネット上に自身の痴態が残り続けるという取り返しのつかない事態」を引き起こす重大な危険性もあり、一時の感情に任せて公に出来ない部分を見せたり性的な配信をするのは「視聴者に煽られたとしても」絶対にやめましょう。
過激な配信
ふわっち カラオケ配信に限らず、配信全般に言える事ですが過激な配信はアカウント停止に繋がる危険があります。
過激な配信とは性的なものだけでなく、自殺、もしくは他人を物理的・心理的に傷つける暴力的なもの、犯罪行為を助長するものやヘイトスピーチなども含まれ、場合によっては視聴者に通報されて逮捕されるケースも・・・。
撮影禁止場所での配信
ふわっち カラオケ配信に限らず、配信全般に言える事ですが、撮影禁止場所(※許可を得ていない私有地も含む)での配信もアカウント停止に繋がる危険性があります。
撮影禁止場所に行けた高揚感から写真撮影やライブ配信をしたくなるのは分かりますが、その犯した行為で、配信者本人はもとより、「ふわっち全体」に危険が及ぶ可能性も孕んでいます。
マナーを守った配信が必須
ふわっちのカラオケ配信に関するよくある疑問と回答
ふわっちのカラオケ配信に関する疑問に回答します。
- ふわっちでカラオケ配信するとどうなりますか?
-
著作権侵害でアカウント停止の恐れがあります。
- カラオケ配信以外に禁止されている配信内容は何ですか?
-
ふわっちでは以下の配信はアカウント停止の恐れがあります。
- 著作権の侵害
- 性的な表現
- 過激な配信
- 撮影禁止場所での配信
- カラオケ店の音源でカラオケ配信しても問題ないですか?
-
CD音源同様に著作権違反になるためNGです。
カラオケ店の音源を使用せず、場所だけ借りてカラペラや弾き語りするなら問題ありません。
- 自分で作った曲を配信しても問題ありませんか?
-
自作の曲を流すことは問題ありません。
規約の範囲内で配信を盛り上げよう!
以上ふわっち カラオケ配信について、そもそもふわっちでカラオケ配信はできるか、また配信に関するルールを解説しました。
結論を繰り返しますが、市販のCD等についるカラオケ用の音源を「許可なく」利用するのは禁止でカラオケを配信したい際は以下のルールを守る必要があります。
- JASRAC、NexToneの曲の演奏はOK
- JASRAC、NexToneの曲でアカペラ可能
- 曲の行き過ぎたアレンジはNG
- BGMの使用もNG
- どうしても使いたければ権利者に確認
- フリー音源は使用条件を確認して使用
- 過激な配信はしない
- 守らないとアカウント停止処分も
ですが実際、ネット上の様々な動画を観ると権利関係がグレーなものが散見され、ルールが周知されていないのが現状のようです。
しかし、記事でも述べたように権利侵害している配信はアカウント停止処分や訴えられる恐れがありますので、ここをご覧になったライバーの皆様は、そのような危険行為をすることなく上記の規定の範囲を守って配信を楽しんでください。
権利関係をクリアにして楽しもう
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